おたから買取専門店「洛宝京都北山店」

金を売却するためには手数料がかかる？

金だけではなく、貴金属類の買取をしている店舗では、売買の際に手数料が発生します。しかし、金の買取手数料は法律で定められたものではなく、買取店舗独自で設定しているものです。そのため、店舗によって手数料の設定額や有無などの違いがあります。

また、購入時と売却時の手数料は異なる算出方法が採用されています。購入の場合は1本あたりの購入に対してそれぞれの地金の重量に応じた手数料が発生します。売却の場合は金の総重量に応じて手数料が決定します。

手数料をとる理由とは？

業者が手数料をとる理由は、以下のとおりです。

・他の買取業者に売却して利益を得るため

手数料を設定しておくことで、他の買取業者に売却したときの金額差が広がり、利益を得ることが可能です。例えば、1gあたり5,000円で売却し手数料が20％だった場合、売却金額から手数料の1,000円が差し引かれます。他の買取業者に1gあたり5,000円で売却すると、手数料分がそのまま利益になるのです。

・金の総重量が減ってしまうため

インゴットやジュエリーの場合は加工せずにそのまま販売できますが、記念硬貨や大判小判などの商品は溶解して別の商品に加工されます。このような製品を加工する場合は当然人件費や設備費がかかるため、その分を買取手数料としてとる店舗があります。

・金の総重量が減ってしまうため

金を加工する際にはどうしても金の総重量が減ってしまいます。この差分を補うために、買取手数料をとるケースもあります。

手数料の相場

金買取の手数料相場は、だいたい金額の2～3割程度です。売却する金の量にもよりますが、金を10万円分売却する場合、手数料が2割の場合は2万円、3割の場合は3万円が手数料として引かれてしまいます。売却金額が7万円になるか、8万円になるかは大きな違いですから、手数料がどの程度かかるのかは必ず事前に確認しておきましょう。

なぜ手数料をとらない業者が存在しているのか？

店舗の中には、手数料が発生しないところもあります。手数料が発生しない店舗の共通点として、1gあたりの買取金額を相場より下げていることが挙げられます。その理由は、買取価格を低く設定することで実際の相場価格との差が大きくなり、他の買取業者に転売したとき利益が発生するためです。

宅配・出張買取サービスを利用する場合も手数料に注意

仕事や家事が忙しい方におすすめなのが、口コミで評判の宅配・出張買取です。しかし、宅配・出張買取を依頼する際には出張費や送料、配送料などがかかることを留意しなければなりません。特に金は重さがあるので、送料などが予想以上にかかってしまう場合もあります。